脳の機能として、「フィードフォワード」を有効に使うことが必要だそうです。
フィードフォワードとは、脳が、目的を達成するために
どうあるべきかを予測して行動を決めるシステムのこと。
つまり、目的を先に決めておくことで、どう行動するかを
脳が勝手に計算してくれるシステムが私たちには備わっているのです。
こんにちわ!
1日3分の星読みで
人生を自由にあやつる
「決断力」と「行動力」を手に入れる
パーフェクトコントロールスコープ
トレーナーの小川春香です。
本日は、私が勉強した中で面白いと思った脳の構造に
「星読み」がどうアプローチできるのかを
お伝えしていきたいと思います。
何のためにこの行動をしているのかを、脳はわりと見失う
私たちの脳は大変高性能ですが、
結構ちんぷんかんぷんなところもあるようです。
私はパーフェクトコントロールスコープのメソッドを創り上げるために、
占星術だけではなく、行動学や心理学をたくさん勉強しました。
その中で知った笑える事実の一つをシェアしたいと思います。
(たくさん本は読みましたが、私は行動学・心理学の《専門家》ではありません。
複数参考文献を読んだ中で知った事柄を述べておりますことをご了承ください)
よく聞く、フィードバックという言葉があります。
脳で起こるフィードバックというのは、簡単に言うと過去に基づいたもので
過去の自分の動きと今やった行動に対しての結果を分析し、
調整し、そこにある「ずれ」を修正すること
の事だそうです。
小さい頃縄跳びをしているときに、
上手になるまではなんども引っかかったりしながら、
そのずれを修正して上達していきましたよね。
このときに使われているのが「フィードバック効果」だと思うのですが、
これが日常でも無意識に行われていて、そうするとこのような事がおこります。
やらなければならない仕事があるのでパソコンを開いた。
そのときに整理されないまま積み上げられた書類に手が当たって
書類が崩れてしまった。
次はもっと上手にパソコンを開こう。
あれ?おかしいですよね。
問題は全然そこじゃないのに、脳はそれにフォーカスすることがあるようなのです。
ここで解決すべきは、「やるべき仕事」であるのに、
脳が解決しようとするのは、「上手にパソコンを開く」ことにすり替わる訳です。
なんとも可笑しいすり替わりで、私はこれを知ったとき
自分の脳がなんか可愛いやつに思えました。
脳の機能を有益に使うには、「意図する」ことが不可欠
さて、このフィードバックに対し、
フィードフォワードというものがあります。
これはフィードバックの「過去」に対し
「未来」に働きかける物。
ですから、同じ行動をするのでも、「どのようにどうしたいか」を決めることで、
どういう行動をとるのかを脳が決定づけることができるのだそう。
さっきの例でいえば
「まずは机の上を片付けた上で、17時までにこの仕事を終わらそう」
と決めてあげること。
もっと言えばそれだけではおそらく弱く、
「この仕事を17時までに終わらすことが最優先だから、
机の上は不便がない程度にどかしておけばよい」
としておいた方がいいのかもしれません。
そうでないと、私たちの脳は優先事項を間違えて、
片付けに夢中になっていまうことがありそうです。(というかよくあります)
(余計な物が目につかないようにしておくのは脳の働きをよくするための鉄則なのですが
今回は話がそれるので割愛します)
つまり、自分はそもそも何のために行動しているのか?
どこへ向かおうとしているのか?を明確にしてあげることが必要。
フィードバックは、基本的に自分が今までしたことがある選択のなかからしか
チョイスすることができませんが、
フィードフォワードを有益につかえれば、未来を予想して
自分が選択することができるのです。
つまり「未来を予測」した上で、行動を「決定」するということが必要なのです。
この未来を予測する、という上で、星読みほど頼りになるツールを私は知りません。
どうしたって私個人のなかには今まで生きてきた時間分の
経験しか蓄積されていませんので、
未来を予測する、といったってたいした予測はできません。
こんな時間までBLOGを書いていて子供達のお迎えギリギリだな
とか、そんな予測しか出てきません。
けれど、星の知識を用いれば、
明日、あさって、そしてそれよりもっと先の
「流れ」を読むことができるようになります。
すると、それを踏まえて
【今】どうするかを
決定づけていくことができるようになるのです。
これのおかげで、私が「脳」のフィードフォワードを有効有益に使えているのかはわかりませんが、
少なくとも日々の「行動」にムダは確実に少なくなりましたし
「決定」のスピードも今までよりもっと速くなりました。
未来を予測し、行動につなげてくれる星読みを
もっともっと手渡していきたいと心から思います。