意志が弱い、お行儀がわるい、引っ込み思案、など、
性格をあらわそうとする言葉はこの世に沢山あります。
幼い頃より何度も言われてきたそれは【ラベリング】と呼ばれます。
そういう性格だと無意識に自分で決めつけているのだとしたらちょっと待って!!!
こんにちわ!
1日3分の星読みで
人生を自由にあやつる
「決断力」と「行動力」を手に入れる
パーフェクトコントロールスコープ
トレーナーの小川春香です。
今回は「ラベリング」というものをお伝えしたいと思います。
その「性格」ちょっと待った!
「本当にこの子は引っ込み思案なんだから・・・」
「ほんとにお行儀がわるいわね!」
小さい頃、こんなふうに、親や周りの人に自分のことを表現された経験は
だれにでもあると思います。
これ、実はラベリング、と言われています。
ラベリングとは、
【ある行動に対して名前・ラベルを貼る】こと。
どういうことかと言いますと、
Aちゃんが、あるとき、挨拶や意見を求められたタイミングで、
すこし恥ずかしくなって上手くできなかったとします。
このとき、一緒にいた大人が、
「ほんとに引っ込み思案なんだから・・・」
と、いうのが、ラベリングです。
恥ずかしくて上手く挨拶できなかった、という行動にたいして、
「引っ込み思案」というざっくりとわかりやすいラベルをつけた、とうことです。
Bくんは、ご飯を食べるときに、いつも肘をついて食べるのがくせになっています。
このことを、大人は「お行儀が悪い」という言葉でわかりやすく注意する。
これもラベリングです。
このこと自体は、便利な面もあるので、問題ではありません。
いちいち「肘をついて食べる事は悪いことよ」と言ったり
「いつも恥ずかしがってご挨拶できないんだから・・・」と全て説明して過ごしていたら
会話は大変になるばかりですもんね^^
問題は、このラベリングの元になった行動の原因が、
その人の心にある、と考えることなのです。
引っ込み思案→だから挨拶できない
お行儀が悪い→だから食事中に肘をつく
矢印の向きは本来反対であるはずで、
引っ込み思案やお行儀が悪いというのはただのラベルだったはずなのに、
いつのまにかそういう「心・性格」だから、こういう行動をする、というふうに
矢印の向きが変わってしまうことが起こります。
こういう思い込みによって、本来の原因を見失うことになることが、問題なのです。
挨拶できなかったのは、まだ小さくて今なんて挨拶したらいいかわからなかっただけかもしれない。
肘をついて食べるのは、家の机がその子にとっては高すぎたり低すぎたりするだけかもしれない。
だけど、こういうラベリングが原因で、
自分の性格が決定されてしまうこともある、とうことをお伝えしたいと思います。
特性をしっかり見極めること
前述したラベリングによって、いままでそうだと思い込んでいた「性格」を
違う角度から見てみましょう。
引っ込み思案なAちゃんは、成長するに従って、
言葉をよく覚え、厳選し、使う事に長けてきました。
言葉を使うことに慎重な面はありますが、その分、
そのときにあった言葉を選ぶことに関しては目を見張る能力があります。
言葉を使うことに慎重、というのが特性。
これが行動に出たときに、幼い自分につけられたラベルが「引っ込み思案」です。
こういった、本当の意味での「特性」を見極めることで、
そこからは無数の可能性や視点が生まれてきます。
ただ、便利につけられた「ラベル」を一度ベリッと外してみて、
本来の特性を知りましょう。
フラットな目線で、自分に貼られたラベルの下に隠れている
原因となった行動の、そのまた下にある「本来の特性」を見ることができると
思い込みで作られていた性格は、もっともっと厚みを増して
自分の胸を張れる武器にしていくこともできるのです。
フラットな目線は星の得意技
星読みの視点は、常に平等です。
男女の違いも、障害のあるなしも、まったく関係なく、
全員が10個の天体を持ち、12の星座と12のハウスを持っていて、
それを同じように読み解いていきます。
この人にはこの星があって、この人にはない、ということはないのです。
そこには、当たり前ですが、
あなたが貼られた「ラベル」はありません。
全くフラットな状態で、あなたが持って生まれたものを読み解いていくことができるのです。
自分自身のラベリングされた性格をはがして、
ぜひ本当の「特性」を探してみてください。