毎朝テレビや雑誌で取り上げられている星占い。
小さい頃から慣れ親しんできた言葉なのに、
いったいそれが何なのか、知る機会ってなかなかないですよね。
占星術って統計学?12星座ってなに?
そもそも星占いと占星術の違いが何か、あなたはご存じでしょうか?
こんにちわ!
1日3分の星読みで
人生を自由にあやつる
「決断力」と「行動力」を手に入れる
パーフェクトコントロールスコープ
トレーナーの小川春香です。
今回はそんな疑問に向き合ってみたいと思います。
星占いって、結局なんなの?
私は牡羊座、私は山羊座。
小学生の頃、女の子ならこんな話題で盛り上がったことと思いますし、
このご時世、男の人でも、自分の星座をしらない、という方はいないのでは?と思います。
血液型がA型、というのと同じくらい一般的になっていますよね。
星座の境目で生まれた人たちは、見る占いによって
山羊座だったり水瓶座だったりすることに、戸惑った経験もあるかもしれません。
(私はそのタイプでした)
さて、その何座って、どうやって決まっているかご存じでしょうか?
よくある星座占いで使われている12星座は、
「生まれたときに太陽が何座の位置にあったか」
ということで分けられています。
ですから専門的にいうと
一般的な星占い=【太陽星座占い】
という言い方になります。
今後、このページにおいては、
【星占い】という言葉を使うときは
「一般的に気軽に用いられている太陽星座の12星座占い」の事を指します。
占星術師の方が親しみやすく「星占い師」と表現されている場合もありますので、
混同されませんようよろしくお願いします^^
太陽星座占い=占星術なの?
太陽星座占い = 占星術のごくごく一部を取り出した物
というのが答えです。
占星術師(星読み師、星占い師)などのプロは、
ホロスコープという物を用いて、お客様のことを占います。
こんな感じのものですね。
このホロスコープという物には
- 太陽を始めとした10惑星(天体)
- 星占いで使われる12星座(サイン)
- 地上での出来事を読み解くための12個の場所(ハウス)
- 星同士のつながり(アスペクト)
が描かれています。
(さらに細かな感受点と呼ばれる物も様々あります。)
これをぜーーーんぶ読めれば、「プロ」としてやっていけるようになります。
はい、大変ですね。
ですから、一般的に言われている「星占い」は
とっても気軽にみんなが楽しむための娯楽の一つとして、
出版社からひろがったもののようです。
様々な人間を12個に分類してるわけですから、
当たらない人がいて当たり前ですよね。
けれど太陽=人生の大きなテーマでもあるので、
あながち全部外れたりもしないところがいいところです。
ちなみに、星座の境目に生まれてモダモダしている方は、
自分の生まれた日と時間を、ホロスコープ作成サイトで入力してみてください。
太陽の度数がきっちり描かれていて、自分は何座だったのか
すっきりすると思います。
最近は月の星座に特化した「月星座占い」なども出てきてて、
星占いにもバリエーションがでてきましたね!
この月星座占いも、占星術のごくごく一部を取り出したものということです。
月=プライベートな自分・無意識の自分
などを表すので、女性に人気で実感を伴うのも納得です。
占星術=統計学?
占星術って、つまり統計学でしょ?と、
占星術師をしているとよく聞かれます。
個人的には、「そうなんだけど、それだけじゃない」というのが答えです。
占星術の起源は古く、
紀元前までさかのぼります。
大昔の人が、太陽が365日かけると全く同じ位置に戻ってくる、と発見したことが
占星術にとってのおおきな一歩であります。
その太陽が1年かけて回る道筋を、占星術では全ての軸として考えています。
ホロスコープ上で太陽は、1日に1度進んでいきます。
(円一周を365度ないしは366度にしなかったのは
あまりに計算が煩雑になるからかもしれません。
その辺の詳しいことはわかりません。数学に詳しい方教えてください。)
そして、その紀元前の大昔から、
「宇宙の星達の動きが、どうやら地上にも影響しているらしい。
ひいてはひとりひとりにもなにやら影響しているようだ」
と考えられていたのです。
これが占星術の始まりです。
さて、こんな大昔から「統計学」という概念はあったのでしょうか?
そんな記録が、いったいいつから残り始めたのでしょうか?
そのように紐解いて行くと、
確かに現在残っている占星術は、「統計学」の面もあります。
でもそれは、
大昔から紡がれてきた
【宇宙のできごとと地上のできごとには何らかのつながりがある】
ということを裏付ける、後の世が築いてきた膨大な「記録」だと思うのです。
毎回この事を考える度に、私は今の時代で占星術を学べて幸せだな~と思います。
だって先人達がたくさん貯めてきた「記録」を、
なんの苦もなく手にすることができるのですから!
だから私は、「統計学であり、それだけではない」占星術が
本当に本当に大好きなのです。