あなたの財布やバッグの口、中途半端にあいていませんか?
家のなかの扉や引き出し、なんとなく締め切ってない場所はありませんか?
机に並んだファイル、1つだけ微妙に飛び出したりしていませんか?
物事は全てつながっています。
「終わり」を脳に見せてあげることが、次に始める行動を格段に速くする鍵になるのです。
こんにちわ!
1日3分の星読みで
人生を自由にあやつる
「決断力」と「行動力」を手に入れる
パーフェクトコントロールスコープ
トレーナーの小川春香です。
本日はこの「終わり」について、行動学や星読みの視点からお話ししたいと思います。
「終わり」は些細な事ほどわかりやすく。
たとえば、あなたのバッグ。
いつもきちんと、ジッパーやボタンがしまっているでしょうか?
鍵は、締めた後同じところに入れてますか?
携帯は、使った後ディスプレイを消していますか?
日常に落ちているこういった「終わり」をきちんとすることは
人として暮らす中の理想ではなく、
脳の仕組み的にみて、とても重要です。
脳は常に、今やっている行動の先を予測しています。
動作の区切りをしっかりつけてあげることによって、
今やっている動作がこの先も続くかもしれない可能性に
エネルギーを注がなくて良くなります。
たとえば、
あなたが携帯で調べ物をしていたとします。
調べ物は終わったのですが、ディスプレイはつけっぱなし。
今あなたの脳は、“もしかしたらまた携帯を見るかもしれない”
という可能性にもエネルギーを注いでいる状態です。
そうすると、調べ物をしたことに関してまとめたり考えたりしたいと思っているあなたの意向に
脳は全力を注げていない、ということになります。
このとき、ディスプレイをきちんと消してあげると、
”ひとまず調べ物は終わり”と脳が理解します。
さらに視界から入る情報も減ったので、
脳の集中も高まって、まとめたり考えたりが断然捗りやすいはずです。
このように、一つ一つの行動に
「終わり」をわかりやすくすることが、
イコール その行動の質を高めることにもつながるのです。
次の行動へ取りかかる早さも格段にアップする。
些細な事から、こういった「終わり」をわかりやすくしていると、
脳が「終わり」の法則性を見つけてくれます。
すると、そういう“つくり”に慣れてくるので、
いざというときにその法則どおりに動こうとしてくれます。
「この事柄は終わった」と脳が理解することで、
いまから取りかかる事が以前からつながってることではなく、
「新しい事柄に向かっている」と自覚することができます。
すると、情報を引きずって頭の中が混乱したり
うまく理解できない、という事が起こりにくくなると同時に、
集中する対象がわかりやすくなっているので、
とりかかるスピードも速くなっていきます。
同じように見える毎日にも「終わり」と「始まり」がある
あなたの毎日は変化に満ちていますか?
もしそうだとすれば、とても充実した毎日=人生を活きている方だと思います。
もし毎日が繰り返しのように同じように見えるとすれば、
ぜひ知っていただきたい事があります。
星読み(西洋占星術)では、ホロスコープと言うものを使って星読みをするのですが、
このホロスコープには、たくさんの「終わり」と「始まり」が描かれています。
その中でも、”ハウス”という12個に分けられた大切な要素があるのですが、
1ハウスはスタートを表し、
12ハウスは手放しと準備=終わりを表します。
これはこのようにぐるっと円形でつながっています。
1から12までが全てストーリーのようにつながっているので、
12を終えた後に、1が来ます。
「終わり」の後にのみ、「スタート」があるのです。
これって本当に、その通りだなぁといつも思います。
何かを終わりにした後にしか、スタートは切れない。
そういう人生哲学的なモノを感じます。
そして、このホロスコープを使えるようになると、
同じように見える毎日が刻々と変化していって、
自分にとっての「1ヶ月の終わり」と「始まり」や、
自分にとっての「一年の終わり」と「始まり」など、
自分だけの様々な「終わり」と「始まり」がわかるようになります。
それを意識することができるということは、
先にお話したように、「目で見ることのできるわかりやすい終わり」を脳に知らせることができるので、
次のスタートをとてもいい状態で切る事ができるのです。
実際にこれを意識できるようになると、
前に迎えた「終わり」と、今回の「終わり」を比べたときに、
確実に自分が変化していて成長していることに気づけるようになります。
すると、毎日が同じではなく、自分は常に前に進んでいる、と自覚することができるのです。
こういう、目で見える終わりと始まりを個人レベルで実感しながら生活するために、
星読みは本当に素晴らしいツールだと思います。
「星を使う」ことにエネルギーを注いだトレーニングをしているのは、
こういう人を1人でも増やしたい!という情熱があるからなのです。