自分のことは、自分が一番わからないもの。
星読みという職業をしていても、自分の事は自分が一番見えません。
それは自分が一番、自分に対して分厚い先入観を持っているから。
その先入観をできるだけ薄くして、一歩引いた高くて客観的な視点から見ることができれば
自分が気づかなかった新しい可能性をみつけることができると思いませんか?
こんにちわ!
1日3分の星読みで
人生を自由にあやつる
「決断力」と「行動力」を手に入れる
パーフェクトコントロールスコープ
トレーナーの小川春香です。
今回は、自分の可能性の芽をみつけるお話です。
客観的に見るツールはいくつかある
就職や進学の際に、自己分析シートをやった方も多いのではないでしょうか。
あれも、自分を客観的にみつめるということが必要になるのですが、
実際に取り組むと、なんの当てもなく自分の事をみつめるって
ものすごく大変な作業ですよね。
自分の好きなことは・・・自分の得意な事は・・・くらいはなんとか絞り出せますが、
そもそも自分のどこをピックアップして見つめればいいのかも
よくわからなかったりします。
その点、四柱推命や、数秘術、私の扱う占星術などのツールは、
自分の事を客観的に理解するのにとても便利だと思います。
当たっていると感じたときはもちろんですが、
当たっていない、と感じたときも、自分の本当の姿をみつけるきっかけになります。
ホロスコープでは、自分の中に10人のキャラクターがいると考える。
私は占星術の知識しかありませんので、
今回はなぜ占星術が自分を客観視し、
新しい可能性を見つけ出せるのか、というお話を進めていきます。
ホロスコープは、自分の力=エネルギーを
ひとつひとつ切り取って見ることができるツールです。
それぞれの力=エネルギーをキャラクターのように扱うことで、
そのキャラクターに特徴やクセを見いだしていくのです。
たとえば、楽しいことや喜び、
ワクワクすることや愛することが大好きなのは金星さんです。
誰の中にもこの金星はいるのですが、
Aさんの金星は、ひとりでこつこつ手作業をしたり
何かをクリエイトするときに最も喜びを感じるし
Bくんの金星は、スポーツやイベントに参加したり
ライブを見に行ったときに最も喜びを感じます。
これが、わかりやすくいうと【私の好きなこと・好きな人】になるわけです。
もう一つ例をあげましょう。
誰かと話したり、知りたいと思ったり、人とつながる力は水星さんです。
やはり誰のなかにもこの水星さんはいるのですが、
Aさんの水星は、ひとつひとつゆっくり納得しながら話したいし、
自分の力で情報を得たいし、1人とじっくり付き合いたい水星です。
Bくんの水星は、結果をまず知りたいし、
人から教えてもらうのが好きだし、沢山の仲間とディスカッションするのが好きな水星です。
これを自己分析に書くとしたら、【得意な事】になるかもしれないし
とらえ方によっては【短所】になるかもしれません。
こんな風に、1つの惑星をキャラクターに見立てて見ていくことで、
自分の中のあらゆる力=エネルギーを
ひとつひとつ切り取ってクローズアップし、向き合うことができるのです。
そうすることで、「私」というたった1つの肉体のなかに、
驚くほど沢山のエネルギーや、まだまだ使っていない力があることに気づかされます。
この、使っていない力こそ、自分の新しい可能性なのです。
占星術で見ることのすごいところは、この可能性がすでに自分の中に“ある”ということなのです。
今までじっとしていたエネルギーであれば、
もちろん使いこなすのに努力や葛藤は必要かもしれません。
でも、自覚することで、使おうと思えば使える武器が増えていくのです。
それも、自分の中にある力ですから、使えないはずがないのです。
全く使っていないと思っていても、かならずどこかしらでその芽は息吹いていて、
気づかないくらい小さくても、あなたの中に顔をだしているものなのです。
いくら頭をひねらせて自己分析したところで、
こんな情報と出会うことは絶対にできません。
自分自身にかかっているフィルターを意図的に越えて
自分の本質を見ることができる人はほぼいないと言っていいと思います。
ですから、こういったツールを有効に使うことで、
本当の意味で客観的に自分を見つめ、
そこにある“知らなかった自分の可能性”に出会うことができるのです。
そして、常に自信を変革・改革・進化させていくことこそ
人生の醍醐味ではないかと考えます。