本日は昨日にひきつづき、子供、子育てのお話。
占星術が持つ”哲学”では、ひとつの天体が
母子関係(あるいは養育者との関係)の強さ、重要さを物語っている、
と言うお話をしたいな、と思います。
今日は子供の日。
うちも立派なカブトを飾りましたよ♪
さぁ、昨日から引き続き、
占星術の視点を交えた
子供、子育てについて
配信していきたいなと思います。
昨日はこんなお話をしました。
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躍起になって、
自己肯定感を育てる育児、
子供のことを理解する本、
パートナーシップを円滑にする方法
を検索する
その前に!!!
まずは
自分が自分を肯定し、
自分のことを理解し、
自分のことを循環させるべきです。
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本日は、この続き。
占星術では、ホロスコープにおいて
「月」のある星座やその配置で、
幼少期
母(養育者)
無意識の自分
感情の癖
などを読み解いていきます。
どれも別の事柄なのに、
星の世界では、
これに強いつながりがある、
と考えるんですね。
しかし、その”哲学”を知ると、
納得するところが
たくさんあると思います。
簡単にまとめると、
幼少の頃は、
一番身近にいる人間や環境から、
この世で生きるために最低限必要なものを
純粋に吸収していきます。
それが無意識のレベルに刷り込まれ、
母親や養育者の持っている
感情の癖、
思考の癖、
生きていく上で当たり前だと思っている
ブロックや枠組みが
偏っていることに気づかないまま
受け取っていくのが幼少期である、
と言う考えなんですね。
さらにそれは生きていく上の土台になるので
大人になっても、
それが幼少期に築かれた”偏った当たり前”
だと気づかないまま、過ごしていく人が多いのです。
例えば一見偏っているようには見えない、
こんな”当たり前”について考えてみましょう。
「誰かの役に立たなければいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
「お金がないと生きていけない」
これは確かに社会の常識でもありますが
行き過ぎると個人を苦しめる原因となります。
幼少期に、
母親やもちろん父親含め、養育者が
無意識にこのような当たり前を
強く持って子供を育てていると
口には出さずとも、
子供はその人物の生き様から
これを吸収するわけです。
実際に生きていれば、
役に立ちたいと思っても
役に立てないことなど山ほどあるし
迷惑をかけないように、と思っていても
迷惑をかけてしまうことがある。
お金は確かに大切な道具だけど
それが一番でないことだってたくさんあります。
でも、こう言う強い”当たり前の枠組み”は
この枠組みから外れたときに、
その人を強く苦しめますし
その人の「行動」や「可能性」を
制限していきます。
役に立てなかった。
迷惑をかけてしまった。
お金を使ってはいけない。
ある種、世代を超えるカルマと
言い換えてもいいかもしれません。
ただし、同じ親に育っても、
育つ姿が違うことは多々ありますよね。
これは、やはりひとりひとり違う
ホロスコープを持っているので、
生まれ持って
どの辺を吸収しやすいかも、
その月には描かれているのです。
同じ親でも、受け取る子供の目線が違うので
全く違う特徴を子供が受け取ることも
多々あります。
ただし。
これは不思議なことなのですが、
潜在意識、無意識、と呼ばれるものほど
親から子供へ伝わりやすいものはないのです。
親が子供に、
「お母さんなんて」
と実際に口に出すことはあまりないでしょうが
自分のことを「私なんて」と捉えている
それは伝わるのです。
これを色こく描いているのが
この「月」の読み取り方に現れている気がしてなりません。
▼月が示すもの▼
幼少期
母(養育者)
無意識の自分
感情の癖
これを全てイコールと捉える占星術です。
では
逆転の発想をしてみてください。
これをよりよく生かしていく方法が
あなたには見えますでしょうか。
ぜひ昨日のメルマガと照らし合わせて
答えを見つけてみてください。
自分なりの答えを探し
返信や体験会・
生徒さんは講座にて、ぜひ私にシェアしてくださいね♪
明日は実際に、
私のホロスコープと
息子のホロスコープをお見せしながら
「自分と子供は全く違う」と
視覚的に捉えることだけでも
心がすっと軽くなる、
そんなお話をしたいと思います。